お口の中は 「人生の履歴書」そのもの
あなたのお口の中は 「過去のお口の履歴書、人生の履歴書そのもの」 といえます。いわばごまかしのきかない履歴書を持参され 歯科医院にお越しになられるわけです。
今のお口の中に人生が正直に反映されています。
「あなた自身が見える窓」と言えるのかもしれません。「履歴書」 そこには、これまでの歯に対する考え方や知識、これまでの治療法の選択、様々な歯科医との“出会い” “縁”や“運” 、 また人生の取り組み方、健康に対する考え方、仕事との関係、美的センス、衛生観念、 そして 生活習慣はもちろん ご性格、年齢 、人生観、金銭観や 経済力まで ・・・ 人生の全てが正直に反映されているわけです。
(ご自分で対応できないものとしては 先天的な条件、遺伝的に両親から貰った形や状態は考えられます)これを過去に戻す事は人生と同じで、残念ながらできません!しかし最も大切なことは 人生の全てに通じることですが、「過去は過去として執着せず、明日以降の未来を変え、新しいご自分を 自らの力で手に入れることが可能である!」 ということです。
常に積極的な気持ちで 前を向いて 心身ともにこれから健康で、長く充実した人生を歩んで行きたいものです。ですから恥ずかしがらずにその「履歴書」を正直にお見せいただくことから始まります。例えどんなにお悪くとも、ほったらかしでも恥ずかしいなんてことは決してありません! さらに放置を続けることの方が 恥ずかしいことです。「区切りをつける」意味で勇気をお持ちいただくことです。
お互いご自身の人生のキャプテンであるはずですから ご自分の運命の運転席に座っておられることになります。助手席ではありません。命ある限り、ご自分の力でその生を与えられた価値を 出し続けなくてはなりません。現在 どなたもお感じのように、経済情勢、社会情勢、地球環境まで 非常に不安定な時代に私たちは生きています。
それは「本当の人生の価値は何か」を知るよき機会とも受け取れます。大切にすべき対象。それは「自らの強い生命力を養い、末永い健康、そして分かち合える幸福感、生きがい」であるはずです。健康はあらゆる活動の源ですから 大切な健康を形作る「歯の健康」も同じように守らなくてはいけません。
ご自身の健康を守るのは ご自身なのです。そのお手伝いを歯科医院はいたします。