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implantインプラント治療
インプラントは神戸市灘区の中村歯科医院が最も力を入れ得意としてきた治療です。
インプラント治療とは?
歯を失った時、現在ではインプラント治療はファーストチョイスとして位置付けされている方法です。他にもブリッジ、入れ歯がありますが、特にブリッジはインプラントがなかった時代に固定式にするために考えられた方法です。自然な咀嚼はめざせますが、残っている歯を削るという欠点があり、歯にダメージを与えることになるためと、残っている歯への負担が1.5倍に増すため、歯根が割れたり、歯が揺れてきたりすることもあります。
インプラントによる機能回復は、入れ歯に比べてよく噛める上、違和感も他の方法に比べ少なく、噛み合わせや噛む力のバランスも図れますので、長い目で見て、多くの歯を残せることにつながりますので、QOLを確実に向上させます。
神戸市灘区の中村歯科医院では30年以上インプラントの治療に取り組み、その有効性を確かめてきました。日本口腔インプラント学会専門医の資格も2006年に取得し、5年毎の更新審査も経て現在に至っています。
インプラント治療は誰でも受けることができますか?
基本的にインプラント治療は、歯周病の方は、その症状を改善しないで行うことはできません。歯周病菌がインプラント治療の成功に影響を与えますので、先ず歯周病の治療から始めることが必要です。またインプラントの直前に抜歯を行うと骨が痩せることがあり、歯根破折で抜歯する場合ではさらに骨は失われてしまいます。骨が痩せた場合は、インプラントを埋入する前に、骨造成が必要になってくることもあります。また、骨だけでなく歯肉の形、幅、厚みなどの状態も大切な要素ですので、抜歯もその先の治療法を考えながら行うことが大事です。
implant神戸市灘区の中村歯科医院のインプラント治療
日本口腔インプラント学会専門医が診断と治療を担当いたします
歯周病で歯がグラグラの状態は周囲の骨を失っているということです。インプラントには骨の厚みと長さが必要ですので不利な条件です。骨量や歯茎の状態によって治療の難易度は変わるため、追加オプション無しでは不可能な場合が起こります。上顎、下顎それぞれ場所によっても異なりますし、前歯か奥歯かでもかなり変わってきます。
それら様々な条件に対応するにはそのオプションの種類とテクニックが要求されます。
また強調したい非常に重要なこととして、1本の歯だけを見るのではなく、口の中全体を総合的な視点で診ることが一番重要で、その点を重視しています。
インプラントは一度埋入すると後から動かすことはできませんので、矯正で歯の位置を治してからインプラントを入れるべき場合や、残っている隣の歯との関係性やその方の年齢などを考えると直ぐにインプラントしない方がよい場合など、将来の変化を見据えて治療計画を立てて行うことが大切になります。この点はよくご認識いただきたいと思います!!
3次元CT撮影は診断に重要
歯科治療ではCTによる診断が極めて有効です。普通のレントゲンだけでは不十分な診断も可能で、骨の幅、長さ、神経血管との距離の確認など安全に行うためにもインプラント治療の診断には絶対に必要です。
現在のCT装置は撮影範囲を最小限に止め被曝量の極めて少ない撮影ができます。被曝が少なく有効性が高い撮影ができます。
implant当院のインプラントの流れ
1カウンセリング
問診表に記入と、ご症状やこれまでの経緯、お困りな点などお聞きいたします。このとき口腔内の状態だけでなく全身の健康状態も確認しながら、歯科治療に対するご希望もお聞きします。また他の治療選択肢とそれぞれの利点、欠点も合わせて説明し、さらにインプラント治療にかかる費用や期間、治療の流れなどの説明も行います。
2精密検査を実施
デジタルレントゲン、セファロ・歯科用CT、口腔内写真などの撮影を行います。その結果から、口腔内の状態を精密に調べて、インプラントの直径や長さ、埋入する位置などを見極めます。インプラント治療は口腔機能の改善だけでなく、審美性の向上や正しい噛み合わせを導いていくため口腔全体を把握することが重要になります。
3治療計画を立てる
骨量、骨質、咬合、歯肉、審美などの状態も考慮して、その人に合った治療計画をご説明します。インプラント治療だけでなくそれに代わる治療方法や治療のタイミングなど選択肢全てをお話しします。治療方法は、治療直後のイメージだけでなく、10年先、20年先の口腔環境を考慮した上での決定を行います。
4インプラントを埋入
インプラントを埋め込む外科処置は、歯科用マイクロスコープをはじめ様々な症例に対応できる設備が揃うインプラント専用ルームで行います。抜歯即時インプラントや骨造成、歯肉の移植などの処置にも対応します。
5上部構造(かぶせ)の装着
埋入したインプラントが顎の骨としっかり結合するまで約3~6ヵ月の期間を要します。術後の経過が順調であることを確認した後、インプラント体の上にかぶせるセラミック冠を装着します。
6定期検診とメンテナンス
インプラント治療後は、炎症を防ぐため、定期的な通院によるメンテナンスやクリーニング、噛み合わせのチェックが必須です。他の歯と同じで手入れなしでインプラントだけが長持ちするというわけにはいきません。理想的な口腔環境の維持・安定、残っている歯の保持を目指します。メンテナンスに来ていただくことを前提としてインプラント治療を進めることになります。
インプラントは骨との結合を期待して行う治療法です
インプラント体は生体親和性に優れたチタンという金属でできています。多くは骨と問題なく結合しますが、骨の条件や歯肉の条件、また個人差によってごく稀ではありますが、埋入したインプラント体が骨とうまく結合しない場合も全くないわけではありません。理由はそのケースで様々ですが、多くは手術直後、初期の段階で判明します。その場合は少し歯肉の回復を待って再埋入することになります。
10年で95%というのが、調査された世界のインプラント治療の平均的な成功率です。