入れ歯

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denture入れ歯について

入れ歯について

入れ歯について

歯を失った場合、インプラントの可能性があれば最も咀嚼機能の回復ができますが、インプラントの希望がない場合やできない場合は入れ歯によって食事を取る機能、見た目や若々しい顔貌をとり戻すことになります。

入れ歯には、①一部の歯を失った場合の部分入れ歯と、②全ての歯を失った場合の総入れ歯とに分かれ、それぞれ作製方法に違いがあります。
入れ歯は食べるため、見た目の回復をはかるために、発音のため体の一部として機能を担ってくれる大切なものです。
さらに噛むことで脳が活性化し、身体のバランスも整います。

入れ歯の欠点は柔らかい歯茎の上に乗るわけですので、自分の歯のように強い力で噛むことは難しくなります(3割程度の咀嚼力の回復はできます)。また噛む力で入れ歯が沈んでしまうことで、顎の骨も痩せていきます。他の大きな欠点は噛む部分が通常プラスチック製の人工歯を使いますので、磨耗する(すり減る)ことです。
それにより噛み合わせも変化してしまいます。

長年使っていただけるにはどうすれば良いか、これに対応する方法を含め、作製時には実際の入れ歯をご覧いただきご説明します。
ご使用中の入れ歯にも対応していますので、入れ歯があわずお困りの方などには調整、修正をいたします。それだけでもかなり改善する場合があります。

ご使用中の入れ歯にも対応しています

ご使用中の入れ歯があわずお困りの方などの入れ歯治療をしております。以下のような症状でお困りの方はご相談ください。

  • 入れ歯がすぐに外れる、安定しない。
  • 入れ歯ではしっかり噛めない、食事をするのに時間がかかる。
    または小さく刻んで食べている。
  • 見た目が悪い。
  • 入れ歯を入れたら口元がおかしいと周り(とくに家族)から言われる。
  • 人工歯がすり減っている。

denture入れ歯づくりについて

入れ歯は噛み合わせとフィット感

入れ歯治療で大切なのは「噛み合わせ」と「フィット感」です。

入れ歯で使われる人工の歯は現在ほとんどがプラスチックです。これが経年的にどんどんすり減りを起こし人工の歯の形が変わってしまいます。すり減って形が変わっては噛み合わせに様々な問題が生じます。
長期に安定している入れ歯というのは、プラスチック歯のすり減りの欠点を改善すべく工夫したものです。また、違和感のある入れ歯は使っていて気持ちが良くありませんので、入れ歯を作る段階で、精密な歯型をとることが必要です。

一見小さい入れ歯の方が気持ち悪くなくていいと思われる方が多いのですが、実際は入れ歯の面積が小さくなると噛む力が狭い範囲に集中する為、痛みにつながりやすい上、総入れ歯では維持力が低下し外れやすくなることもあります。

「入れ歯学の原則」に従って覆う範囲を決定することは大切な要件です。その条件を満たしていない入れ歯では日常生活でのいろいろな問題が起こるのです。

入れ歯の限界と可能性

入れ歯の限界と可能性

歯を失った場合は、①インプラント、②ブリッジ、③入れ歯、いづれかの方法で失った機能を回復するようにします。
入れ歯で回復できる咀嚼力はインプラントと比較すると30%くらいかもしれませんが、大切な治療法のひとつです。
入れ歯は、インプラントや歯を削るブリッジを避けたい場合、限界はあるもののとても意味のある治療法です。

では入れ歯で一番大切なのは何だとお思いでしょうか?
入れ歯に求められるのは異物感への対応、咀嚼の回復、見た目の問題、時間が経過した時の安定性、いろいろあります。

意外に疎かにされることがあります。繰り返しますが、入れ歯の人工の歯は現在殆どプラスチックですので磨り減っていくという問題です。
時間とともに噛むところの形(咬合面の形態)が変わっていきます(一年でもかなり減ります)。その結果、噛み合わせが変わり、咀嚼力の低下や義歯の破折にもつながる上、残っている歯のトラブルも招きます。

この対応をちゃんとすると、何年にも渡る長期間安定した状態を保つことができることを多くの症例で経験してきました。

開業以来、自ら人工の歯を並べて、入れ歯を作っています。歯科技工士に頼るのは最後の仕上げ段階(プラスチックに置き換え、研磨する工程)です。
このように一つひとつの工程に対し十分時間をかけ、ステップを飛ばさずに作ってこそ、正しい咬み合わせやお顔と調和する美しさが実現します。

denture保険と自費の入れ歯について

自費診療の入れ歯の目的

自費診療の入れ歯の目的

入れ歯作りは前述の通り、材料と手間とさらに作り手(歯科医師、歯科技工士)の”感性”が求められる仕事です。

「食べにくい」「痛い」「外れる」「しゃべりにくい」「見た目が悪い」「違和感があって気持ち悪い」、いろいろ気になることが出やすいのが入れ歯です。しかも自分の歯やインプラントに比べて3割程度の回復しか望めませんが、歯を失った方には切実な問題です!毎日の生活に密着していますので、大きな影響が出てきます。

歯を失っていることの意味は、体や人生にとって食事の楽しみ、会話の楽しみ、そして口腔の健康を失くしているのですから、その機能を取り戻さなくてはなりません。快適で長期的にも使える入れ歯を作るため、一つずつ細やかな調整をしながら時間をかけ丁寧に作る為に自費治療が存在しています。間違わないで下さい!自費治療は、患者さんのためにあるのです。

保険の入れ歯について

入れ歯治療には、保険治療と自費治療があります。保険治療の入れ歯は費用を抑えることができますが、デメリットは何より精密に作るための十分な時間設定ができないこと、使う材料に制約があることが挙げられます。結果的に入れ歯の厚みや不適合による違和感、喋りにくさ、食事中痛みで傷が生じやすいこと、外れやすいなどの問題が起こりやすいことになってしまいます。
部分入れ歯の場合はバネが目立つので見栄えの問題もあります。

総入れ歯(総義歯)

総入れ歯(総義歯)

型取りから仕上げまで細かい精密さとテクニックが要求されます。
全ての歯を失った場合に作製するのが総入れ歯ですが、入れ歯治療で求められるのは⑴笑顔など自然な見た目の回復、⑵噛んだ時痛くないこと、⑶外れてこない、⑷よく噛める、⑸違和感が少ない、⑹耐久性が挙げられます。
型採りから噛み合わせ、並べた人工の歯がお顔と似合うかなどステップ-ステップを十分時間をかけて丁寧に行い、人工歯のすり減り(摩耗)に対しても対応するなど、これらを追求することが、入れ歯の成功に繋がることを経験で確かめて来ました。
10人歯科医師がいたとすると、見た目も大きさも噛み合わせも違う10通りの入れ歯ができます。同じ歯科医師でも毎回少しずつ違うものです。その微妙な部分に影響されるところに、総入れ歯作りの難しさがあるのです。

バネの見えない部分入れ歯

バネの見えない部分入れ歯

部分入れ歯は外れてこないよう残っている歯に「金属のバネ」(クラスプと呼びますが)をかける必要があります。前歯に近いほどそのバネが見えて気になるものです。
バネの見えない特殊素材の入れ歯は保険外ではありますが、見た目が自然であるだけでなく割れにくく薄く作れますので違和感が少ないのも長所です。
これらの入れ歯も実物を手に取り触れていただきながらご説明をしていますが、この方法を選択される方が多い入れ歯で厚みが薄く、ピッタリとフィットしますので満足度も高い方法です。
入れ歯作りはその「作製工程」と「材料」と「作り手の感覚」で結果が変わってまいります。

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