前歯と奥歯は 別々ではありません。
歯は上顎に14本、下顎に14本あります。全部で28本(親知らずを除いて)ですが、
上顎でも下顎でも 前歯4本の役割、糸切り歯2本の役割、奥歯8本の役割がそれぞれにあり、お互い関係しています。
上顎なら14人全員で一つのチームのように 14本全体でそれぞれ異なる役割を担当し、お口の機能を果たしています。
歯並びが悪くて噛んでいない歯があると 機能的には歯が欠落しているのと同じことになり、残る歯に異常な力が加わるなど負担が増えます。
その結果 力による亀裂からの虫歯、咬合力による歯周病の発症、歯の破折などを引き起こす原因となります。
奥歯を失うと どうなるのでしょうか?
164000人を対象とした データ分析(大規模コホート研究 2017−2021)では 奥歯を失った本数が増えるほど、残っている歯の喪失リスクは段階的に上昇し、最大6倍に達したという結果が出ています。
奥歯による 噛み合わせの支えが失われていくに従って、リスクが増大するということです。
今後の予防や治療のためにも大事な知識になろうかと思います。
歯を失ったら 何らかの方法(ブリッジ、入れ歯、インプラント、歯牙移植)で 噛み合わせの状態を元に戻して機能を戻す必要があるのです。

