それぞれの歯科医院には それぞれの方針があり 「診療コンセプト」が異なります。
歯科医師の考え方は十人十色で 違いがあります。それが「医院コンセプト」に現れます。
どのような診療体系を構築していくかは 大学歯学部を卒業後の学び方で大きく変わっていきます。地域性という要素も当然 方針に影響を与えます。
得意分野(専門性)も異なりますので その歯科医院の考え方がご自分の考えに合うかどうかは 患者さんにとっては歯科医院を選択する際の大事な要素となります。
大別して 日本の歯科医療は 「自由診療」と「保険診療」に分かれます。
より良い治療法を求めて自由な選択ができるのが「自由診療」となり、それに対して自由ではないので「制約診療」となります。
制限のない自由な枠で行うか、決められた枠の中で行うかという分け方になります。
それ故 ①制限枠の中で全て行う治療法 ②より良い方法を求めて行う治療法 ③状況によって併用する治療法 に別れることになります。
審美、咬合、長期性(長持ちするか)、快適か、体に良いか そして丁寧な治療には何より「時間」が要ります。
それらを考え、ちゃんと正しく治そうとすると 矯正(全体、部分的)、インプラント、セラミック材料 また必要十分な時間の確保など 制限の下では残念ながら全部不可能ということに直面します。
何回も治療して 神経をとって、銀歯をかぶせて それが外れて、割れて、、、 結果 歯を失うことになるのはどちらなのかです。
当院では 制約の中でやることが 患者さんのプラスになるとは思えないため ご納得いただいた上で できるだけベストの治療を行いたいと考えています。
そのため どうしても「時間」と「費用」を要することが多いです。
しかしそれは ご自身の将来のお口の健康と 日常のQOLを高めることに直結するのです。
前述の通り 様々な歯科医院には それぞれの歯科医師の考え方が反映されます。
社会全体で捉えるなら ご自分の人生観と 歯科医院の方針が 適合したら それが一番いいのかもしれません。
おひとりおひとり 状態は異なります。「大切にしたい」という患者さんの思いも 実際 様々です。
ご自身の「健康」のため、どうするのが一番いいのか、、、
「歯をちゃんと治し、これから予防していくことの意義とその価値」を知っていただくことは とても大切と考えます。

